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【レビュー】B550 PHANTOM GAMING-ITX/ax【ASRock】

みなさまごきげんよう。

AMDの新APUが出ましたね。Ryzen7 Pro 4750Gと一緒にASRockのB550 PHANTOM GAMING-ITX/axを購入したので、レビューしてみようと思います。
https://www.asrock.com/mb/AMD/B550%20Phantom%20Gaming-ITXax/index.jp.asp

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AMDのB550チップセットを搭載したmini-ITXサイズのマザーボードで、ASRockからは2種類出ています。これはその上位グレードともいえる製品。
搭載された機能はHPを見てもらうのが一番なので割愛して、写真を通して好きな所を語っていきたいと思います。あ、最初に匂いの話をしなくては。静電気防止袋に入っていることもあって、新鮮な新製品の匂いがしました。とても佳かったです。新品の匂いはたまりませんね。

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さて、板を見ていく前に、付属品をチェックしてみましょうか。
他社と比べて簡素だと言われてきたASRockですが、最近は充実させていく傾向だとか。マニュアルにドライバCD、SATAケーブルとWiFiアンテナの基本的なものに加え、M.2のネジと、ロゴ入りのケーブルタイ、そしてPHANTOM GAMINGポストカードが入っています。ケーブルタイうれしいですね。確実に使うものという意味で十分だと思いますが、しいて言えば他社にあるようなケース前面パネル用の細かいコネクタをまとめるやつ(他社の具体名は出さないでおく)は、欲しいと思いますね……。

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まずは、正面から見た時にも目に付く、CPUスロット下側にあるM.2用のヒートシンク。ガッチリとした厚手の金属で、見た目だけでもう十分冷えそうです。さらに裏にはチップセットも隠れていて、SSDと一緒に放熱します。なのでCPUクーラーはトップフローがよさそうですね。
裏面も同じですが、使えるSSDは一般的な2280サイズだけ。とはいえ、他のサイズは一部のノート向けで2242を見かけるくらいなので、問題にならないと思いますが。

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次はCPUに繋がる電源周り。省スペースな板なので8フェーズに留まりますが、高効率であることに加えて最上位グレードと同じ90AのDrMOSとパワーチョークを使った電源回路になっています。表側はバックプレートまでつながるヒートシンク(PGロゴのある面まで厚い金属ですよ……)で、裏も電源回路の部分にバックプレートが。ここからも放熱するようになっています。

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続いてこちら。PCI-Eスロットの裏側ですが、固定用のピンが6本あります。従来の製品は4本ですが、2本増やしています。最近、グラフィックボードの大重量化によって各社スロットを強化する傾向になっていますが、ASRockは物理的に更なる強化をしてきています。固定ピンはグランドも兼ねているので、グランド強化による安定性UPも期待できるとのことです。また、表側の固定ラッチにも金属板で強化され、確実な固定を実現しています。まあ、今回はAPUを使うのでグラフィックボード使わないんですが……。

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次の写真は何かというと……この板の断面。黄色くないですか。だいぶ黄色いですよね。基板は導電素材に銅を使っているのですが、その厚みが2オンスと通常よりも厚く、多くの銅を使っています。そのため、抵抗の低下、信号品質の安定化、放熱力の強化などが期待出来ますが……何より綺麗なんですよ。他の写真でも断面が見える写真を撮っていますがこれは現物を見て欲しい。ケースに収めると見えなくなるんだけど、写真に残しておくといつでも見られていいですね。

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バックパネルはこんな感じ。XYZすべての方向に微妙に動くことで、どんなケースにもおさまるフレキシブルIOシールド、便利だし買う前や付ける時に余計なこと考えなくていいのが良いですね。少しずつ余裕のあるサイズなので、取り付け後にいいバランスに調整することで、綺麗になるんです。
搭載のポートとしては、USB-Ax5(USB3.2Gen1x4、USB3.2Gen2x1)にUSB-C(USB3.2Gen2)x1、HDMIにDisplayPort、有線LAN(2.5G)にオーディオ、そして無線LANアンテナ。B550のITX板としては最も充実している……のかな??

板のレビューはこんなところでおしまい。実際に組んだところは別な記事を上げるのでそちらで。それではごきげんよう。

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